公益社団法人勝浦町シルバー人材センター

情報公開

令和3年度事業報告書

 令和3年度の我が国経済は、令和3年9月末の緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の解除以降、厳しい状況は徐々に緩和されています。とはいえ、新型コロナウイルス感染症の影響の下にあることに変わりはなく、オリンピック開催による景気回復は思うに任せず、加えて令和4年2月に始まったウクライナヘのロシアの侵攻によるエネルギーをはじめとする供給面での制約や原材料価格の高騰により世界の経済活動に多大な悪影響を与えています。
 このような状況の中で、シルバー人材センターヘの理解を得るためにPRや会員の希望や能力に応じた就業開拓及び入会促進に努めてまいりました。
 会員数は、1年間に23名の入会者がありましたが、加齢、病気や死亡に伴う退会者が21名あり、前年比2名増員し、116名となりました。
 契約金額は、新しく勝浦病院洗濯・清掃の受注を含む公共事業の増加や一般企業部門では、(株)ナカテツの業務回復と医療福祉専門学校のコロナ対策に伴う消毒業務等の実績増もありました。その結果一般家庭からの就業要請が減ったことを乗り越え全体では増加となりました。契約金額は、44,968千円
で前年比5.6パーセントの増加、受注件数は674件でした。厳しい環境下において一定の成果を得られたと思います。
 高齢社会のニーズに対応した地域安心サポート事業の実績は、室内の掃除、など5件でした。昨年度の115件から大幅に減少しました。在宅でできるだけ長く生活するうえで必要な事業であり継続して家庭訪間を実施し事業のPRに努め、活用者獲得につなげたいものです。
 以下事業概要は次のとおりです。

シルバー人材センター事業(公益目的事業)

(1)安全。適正就業の推進
 安全で適正な就業は事業運営の根幹ととらえ、事故ゼロを目指しました。安全は、自分の問題として取り組む意識を持つことが最も大切であるため、自己管理能力を養っていただくために安全就業参考図書である「重篤事故事例集」及び安全就業ニュース、熱中症対策のチラシを会員に配布し、安全意識の高揚に努めました。また、職員が、ほぼ毎週適宜、就業現場パトロールを実施のうえ作業状況を確認し、事故の発生防止と会員の健康管理に努めました。
 また、加入保険の見直しを行い、熱中症もカバーできるようにしました。
加えて暑いさなかの作業時には、会員の熱中症対策としてお茶の差し入れを実施しました。

(2)普及啓発と会員拡大及び就業機会の開拓・拡大
 シルバー事業の理念が、住民や町内企業等に深く浸透を図るために普及啓発活動を積極的に推進しました。 10月、11月に会員2名を雇用し、町内の家庭を戸別訪問して入会促進と就業開拓に努めました。 10月の普及月間には、町の主催する健康福祉祭りにおいて、参加者にリーフレットを配布し、のばりも立てて宣伝に努めました。
 また、恒例の星谷運動公園のゴミ拾いボランティア活動を実施し、PRと社会貢献に努めました。
 12月には、職員が挨拶を兼ねて顧客訪問し、カレンダー・タオルを配付するとともに、年賀状等でPRを行いました。
 就業機会の開拓・拡大に向けては、企業。法人・町役場等を訪問し、高齢者の就業について理解を求め、就業機会の拡大に努めました。
 町内の一人暮らし、障害者がおいでる世帯や高齢者のみの世帯を対象とした「地域安心サポート事業」は、在宅生活を長くするうえで欠かせない事業なので、戸別訪問をするなど継続的に制度の普及に努めました。
 町内の高齢者を対象として専門性の高い就業に応じるための講習会「みかんの木の剪定講習会」を開催し、就業に必要な技能や知識の習得に努めました。

(3)シルバー派遣事業と職業紹介事業の推進
 シルバー派遣事業及び職業紹介事業は、多様な働き方の中で臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就業の範囲において、意欲と能力のある高齢者が働き続けられる環境を整備した事業であり、派遣就業受注に向けて町内企業等を訪問し、就業機会の開拓・拡大に努めました。就業会員には、派遣就業のマニュアル「労働者派遣事業の適正な運営及び就業条件」等を説明し、派遣事業への理解を深めました。
 職業紹介事業については、県連合会と連携し、職業紹介事業を推進しましたが、該当者がありませんでした。

法人管理事業

(1)諸会議の開催及び事務局機能の充実
 定時総会1回、理事会2回開催し、センターの効率的な維持運営と事務の改善合理化を
推進し円滑な事業運営に努めました。
 特に本年は、9月徳島県公益認定等審議会並びに10月徳島労働局の立ち入り検査がありましたが、特に問題もなく概ね良好と認められ、「今後も法令及び関係諸規程を遵守し、適正な法人運営に努めてください。」との立ち入り結果通知をいただきましたので、引き続き努力いたします。

(2)県連合会事業への参加
 徳島県シルバー人材センター連合会のリモート研修会に参加し、職員の資質の向上と事業の開拓・発展に努力しました。


(3)情報公開
 書類の事務所内掲示・備え置き及びインターネットのホームページで情報を公開しました。

業務の適正を確保するための体制の整備に関する事項

1.理事及び職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保るための体制の運用状況
 ・理事会は、法令・定款及び理事会運営規則に従い、重要事項を決定するとともに、理事の職務の執行を監督しました。

2.理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する事項
 ・理事の職務執行は、法令及び定款等に基づいて行われ、その職務執行に係る情報は、法令等に基づき理事会議事録に記載され、その記録の保存・管理は、法令等に基づき適切に保存及び管理しています。

3.業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要
 ・内部の統制については、規程等に基づき重要な不備がないかを常時確認しています。

事業報告の附属明細書

 令和3年度事業報告には「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第34条第3項に規定する付属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないため作成していない。
             
             令和4年5月
             公益社団法人勝浦町シルバー人材センター