公益社団法人勝浦町シルバー人材センター

情報公開

令和元年度事業報告書

 令和2年度の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、政府が4月に緊急事態宣言を発し、経済活動を大幅に抑制したことから、景気は極めて厳しい状況となりました。その後、緊急事態宣言の解除を受け、5月後半からは経済活動の再開が段階的に進みましたが、経済全体の活動水準は低く、依然として厳しい状況が続いています。7、8月は、豪雨災害の発生や天候不順もあるなか、企業業績の悪化や定年制の延長も、シルバー事業にとって逆風となっています。
 雇用を守りながら、早急に経済活動のレベルを引き上げることは引き続き最重要課題です。その際、感染症拡大の経験を踏まえた暮らし方や働き方の転換、「新たな日常」の構築が求められています。
 このような状況の中で、シルバー人材センターヘの理解を得るためにPRや会員の希望や能力に応じた就業開拓及び入会促進に努めてまいりました。
 会員数は、1年間に19名の入会者がありましたが、加齢や病気による退会者が12名あり、前年比7名増員し114名となりました。
 契約金額は、新しく勝浦病院当直の受注を含む公共事業の増加や一般家庭の実績の持ち直しもありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を要因とする民間企業からの就業要請が減ったことから減少となりました。契約金額は42,558千円で前年比2.6パーセントの減少、受注件数は706件となりました。
 高齢社会のニーズに対応した地域安心サポート事業の実績は、室内の掃除、食事作りなど155件ありました。在宅でできるだけ長く生活するうえで必要な事業であり継続して家庭訪間を実施し事業のPRに努めました。
以下事業概要は次のとおりです。

シルバー人材センター事業(公益目的事業)

(1)安全。適正就業の推進
 安全の確保は最優先の課題であり、安全は自分の問題として取り組む意識を持つことが最も大切であるため、自己管理能力を養つていただくために「シルバー世代の健康管理本」及び安全就業ニュース、熱中症対策のチラシを会員に配布し安全意識の高揚に努めました。また、職員がほぼ毎週適宜、就業現場パトロールを実施のうえ作業状況を確認し事故の発生防止と健康管理に努めました。
 安全・適正就業委員会では、会員の就業について協議検討し、事故原因の特定と再発防止策を協議しました。また、作業現場をパトロールして就業状況を点検し企業に対しては、適正就業への理解と認識を深める中で派遣就業に向けた協議を行い適正就業推進に努力しました。

(2)普及啓発と会員拡大及び就業機会の開拓・拡大
 シルバー事業の理念が住民や町内企業等に深く浸透を図るために普及啓発活動を積極的に行いました。 10月、11月に会員2名を雇用し、町内の家庭を戸別訪問し入会促進と就業開拓に努めました。 10月の普及月間には、町の広報に会員募集チラシの折り込みと共に職員が戸別訪問してシルバー事業の概要を説明し会員募集に努めました。また、恒例の星谷運動公園のゴミ拾いボランティア活動を実施しPRと社会貢献に努めました。
12月には職員が挨拶を兼ねて顧客訪問しカレンダー・タオルを配付するとともに、年賀状等でPRを行いました。
 就業機会の開拓・拡大に向けては、法人・企業については、新型コロナウイルスの感染症の広がりにより現就業も減少となりました。
 町内の一人暮らし、障害者がおいでる世帯や高齢者のみの世帯を対象とした「地域安心サポート事業」は、在宅生活を長くするうえで欠かせない事業なので、戸別訪問をするなど継続的に制度の普及に努めました。

(3)シルバー派遣事業と職業紹介事業の推進
 シルバー派遣事業及び職業紹介事業は、多様な働き方の中で臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就業の範囲において、意欲と能力のある高齢者が働き続けられる環境を整備した事業であり、派遣就業受注に向けて町内企業等を訪問し就業機会の開拓・拡大に努めました。就業会員には、派遣就業のマニュアル「労働者派遣事業の適正な運営及び就業条件」等を説明し派遣事業への理解を深めました。
 職業紹介事業については、県連合会と連携し職業紹介事業を推進しましたが、該当者がありませんでした。

法人管理事業

(1)諸会議の開催及び事務局機能の充実
 定時総会1回、理事会2回開催し、センターの効率的な維持運営と事務の改善合理化を推進し円滑な事業運営に努めました。

(2)県連合会事業への参加
 徳島県シルバー人材センター連合会のリモート研修会に参加し、職員の資質の向上と事業の開拓・発展に努力しました。

(3)災害ボランティアネットワーク
 大規模災害に備えて平成26年度に設置された「徳島県シルバー人材センター連合災害ボランティアネットワーク」は、阿南市でボランティア研修会が開催されましたので、職員及び登録会員が出席して災害ボランティアについての知識と認識を深めました。

(4)情報公開
 書類の事務所内掲示・備え置き及びインターネットのホームページで情報を公開しました。

業務の適正を確保するための体制の整備に関する事項

1.理事及び職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保るための体制の運用状況
 ・理事会は、法令・定款及び理事会運営規則に従い、重要事項を決定するとともに、理事の職務の執行を監督しました。

2.理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する事項
 ・理事の職務執行は、法令及び定款等に基づいて行われ、その職務執行に係る情報は、法令等に基づき理事会議事録に記載され、その記録の保存・管理は、法令等に基づき適切に保存及び管理しています。

3.業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要
 ・内部の統制については、規程等に基づき重要な不備がないかを常時確認しています。

事業報告の附属明細書

 令和2年度事業報告には「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第34条第3項に規定する付属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないため作成していない。
             
             令和3年5月
             公益社団法人勝浦町シルバー人材センター